めぷとりる@かのんの日々徒然ヲタ生活を殴り書きしてます。
半分以上は日記ですけどw
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「んっ、」
普段は厚いコートに隠されている白いカラダは、自分と同じ骨格を持っている。
掌に吸い付く肌が、仄かに朱色に染まっているような気がした。
薄暗い部屋の、シングルベッドの上。
はだけたシャツから立ち上る煙草の匂いが鼻をくすぐった。
「ノボリの煙草の匂い、好き」
「はあ、そうですか…」
首にキスをする。
そのまま首筋を舐めあげた。
汗の味が舌に心地よい。
「クダリ、汗をかいているのです。舐めないで下さいまし」
「やだ。美味しいもん」
そうして笑う弟の目がきらりと輝いた。
そう、まるで肉食獣のように。
クダリになら、食べられてもいい。
倒錯的なセックスに、溺れる。
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